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sphinx.ext.autodoc – docstringからのドキュメントの取り込み

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新しいビルダーを作成する

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class sphinx.builders.Builder

このクラスはすべてのビルダーのベースクラスです。

これらのメソッドは事前に定義されており、アプリケーションから呼び出されます。

load_env()
ビルダー環境をセットアップします。
get_relative_uri(from_, to, typ=None)
2つのソースファイル間の相対URIを返します。URIを返す方法がない場合には、 environment.NoUri 例外を投げる場合があります。
build_all()
すべてのソースファイルをビルドします。
build_specific(filenames)
オプションで指定されたファイル名のリストに含まれる、変更が必要なものだけ再ビルドします。
build_update()
最後のビルドの後に変更されたり、追加されたものだけ再ビルドします。
build(docnames, summary=None, method='update')
メインのビルド用メソッドです。最初に環境をアップデートしてから, write() を呼びます。

これらのメソッドは派生されたビルダークラス側でオーバーライドすることができます:

init()
必要なテンプレートをロードしたり、初期化を行うためのメソッドです。 デフォルトの実装では、何も行いません。
get_outdated_docs()

ビルドが必要な、古いファイルを返すイテレータを返します。言い換えると、アップデートビルドを行うと、何がビルドされるか、というのを説明する文字列を返します。

もしもビルダーがソースファイルに関連する、個別のファイルを出力しない場合には、ここでは文字列を返してください。その場合には、書かれるべきファイルのイテレータを返します。

get_target_uri(docname, typ=None)

ドキュメント名に関連する、対象のURLを返します。

typはそれぞれのビルダーごとのリンクの修飾子として使うことができます。

prepare_writing(docnames)
write_doc(docname, doctree)
finish()
ビルドプロセスの終了です。デフォルトの実装では何も呼び出されません。